ニトロプラスアーツでは
作業者ではなくクリエイターを求めています

多くのCGプロダクションでは、現在、高度な分業化が進んでいます。モデリング担当はモデリングのみ、モーション担当はモーションのみと、各分野の専門職を求めるところがほとんどです。

一方、ニトロプラスアーツではあえて、そうした分業化を行っていません。ひとりのスタッフが、モデリングからモーションづけまで――さらに絵が描けるスタッフならデザインから手がけてもらうなど――スペシャリストではなく、3DCG全般を手がけるゼネラリストを育成しています。

大規模なプロダクションで働いてこられた方、システム化された作業フローで専門技術を発揮したいという方には、弊社での業務は掴みどころのないものとして感じられると思います。シナリオライターやイラストレーター、広報、プロデューサーといった他部署のスタッフと直接やりとりしながら、自分の頭で考えて、ものづくりをしなければいけないからです。

しかし、自社コンテンツの開発が中心だからこそ、作品づくりの全行程に関わることができ、独自の経験、成長もできるというメリットがあります。

ニトロプラスには「クリエイターが作りたいものを応援する」という文化があります。3DCG部のスタッフひとりひとりが「自分の作りたいもの」を作れるクリエイターになってほしいと考えています。

ニトロプラスのコンテンツを面白いと感じ、自分でもそうした作品づくりに加わりたいという方の応募をお待ちしています。

ニトロプラスアーツの目指す場所

ニトロプラスの3DCG部は長い間「ポリゴン番長」という名前で活動してきましたが、より一層のブランド力の強化を目指し、2016年7月に「ニトロプラスアーツ」と改名しました。

スタッフは10人ほど(2017年現在)ですが、数年後には倍の20人規模の組織にしたいと考えています。

自社コンテンツの3DCG制作を手がける傍ら、『BLASSREITER』(TVアニメ、2008年)、『そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-』(TVアニメ、2014年)、『楽園追放-Expelled From Paradise-』(劇場アニメ、2014年)といった社外のアニメーション作品にも参加するなど、幅広い仕事を行っています。

ニトロプラスアーツ発のオリジナル映像作品、短篇の3DCGアニメーションをつくることが、ニトロプラスアーツの現在の目標です。

広がる3DCGの可能性

一昔前までは、3DCGで作れるものは銃器やメカ、クリーチャー、背景といったキャラクター以外のものが中心でした。しかし、技術の進歩とともに3DCGによるキャラクター表現が進化したことで、状況は大きく変わりました。

ニトロプラスアーツでも、弊社のライブマスコットガール“すーぱーそに子”主演ゲーム『ソニコミ』をフル3DCGで制作したことをきっかけに、キャラクターグッズの版権イラストなども手がけるようになっています。

3DCGはまだまだ発展途上の業界であり、これからも可能な表現はどんどん広がっていくでしょう。そんな今だからこそ、3DCGで作りたいもの、挑戦したいものがある方に、男女問わず、ニトロプラスアーツの門を叩いてほしいと思います。

ニトロプラスアーツでは、「3ds Max」「After Effects」を中心に、「LightWave 3D」「Maya」「ZBrush」といったツールを使用しています。使用したことのないツールがある場合は、研修期間内で習得してもらっています。他にも、3Dプリンターやモーションキャプチャースーツ「MVN」などの最新の機材を導入して技術開発を行っています。

求めているのは経験ではなく「作りたいものがある」ということ。かわいい女の子を作りたい、カッコイイ美男子を作りたい、映像を作りたい、立体物を作りたい……そうした「作りたい」という思いを応援したいのです。

企画でもイラストでもデザインでも、何か光るものがあれば経験は問いません。

ニトロプラスの次世代を背負うクリエイターとなってくれる、新しい力を募集します。